« 『古典学入門』池田亀鑑著から「古典解釈」について | トップページ | 「珠玉恋歌」香月美紀 »

2013年1月28日 (月曜日)

『日本系譜綜覽』の國母一覽について

市井の歴史家日置昌一の編纂した『日本系譜綜覽』を見ていたら,後ろのほうに「國史重要事項一覽」というのがあり,その中に「國母一覽」というのがあった。国母というのは天皇の母親のことである。
桓武天皇の次の嵯峨天皇から孝明天皇(明治天皇の前の天皇)まで,ほとんどが藤原姓なのでびっくりした。67人中56人が藤原姓で83%を超える。摂関政治というのが平安時代にあったというのを高校の日本史で習ったのは記憶していたが,まさか幕末まで続いていたとは知らなかった。
というか公家というのはほとんど藤原氏なのではないか?

そういえば桓武天皇の母髙野新笠(たかののにいがさ)の父は渡来系氏族和乙継(やまとのおつつぐ)らしい。今上天皇も平成13年12月18日の「天皇陛下の記者会見」で「私自身としては,桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると,続日本紀に記されていることに,韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が深 く,この時以来,日本に五経博士が代々招へいされるようになりました。また,武寧王の子,聖明王は,日本に仏教を伝えたことで知られております。」(http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h13e.html )と述べられている。

|

« 『古典学入門』池田亀鑑著から「古典解釈」について | トップページ | 「珠玉恋歌」香月美紀 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事