『日本文学史』小西甚一著
本書の序に以下の記述あり。
“日本文学史を「日本」だけに閉じこめたのでは,真の姿を把握したことにならぬのであって、それを「世界」という場に持ち出すとき、はじめて全体的な理解が成立するのだと信ずるわたくしは、少なからぬ記述をその方面に割いた。「世界」といっても、明治以前の日本にとっては、東洋――とくにシナ――がすなわち「世界」だったわけであるが、シナ文化との交渉史は、いまのところあまりよく研究されていない。”小西甚一著『日本文学史』(講談社学術文庫)4頁
この「序」は昭和28年10月21日の日付である。それから半世紀以上経過した現時点において,文学における日中交渉史の研究はどれほど進んだのだろうか? 関連書を調べてみたい。
この本を買ったのはそもそも津田左右吉の『文学に現はれたる我が国民思想の研究』を読み始めたことによる。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)




最近のコメント