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2007年10月

2007年10月29日 (月曜日)

イェスペルセンと中国語

重版されたイェスペルセンの『言語(上)』を読んでいたら次のような記述に遭遇した。

(近代語の優越性の要件を7つ列挙したあとで)
「これをもってイェスペルセンは『進歩的進化』と呼ぶ。この観点に立てば、西欧語では英語がもっとも『進化』しているし、東洋その他をも含めれば、かつてはもっとも『原初的』と呼ばれた中国語が、元来からいわゆる『孤立語』であるため、これら諸点に関する限りでは、もっともまさることになる(中国語はかつてもっとも幼稚な言語とされたが、今世紀のイェスペルセンもサピアも、その能率性を強調している)。」(岩波文庫『言語(上)』イェスペルセン著三宅鴻訳607ページ)

これは解説者の記述であり,イェスペルセン本人の記述ではないが,「イェスペルセンもサピアも、その(中国語の)能率性を強調している」のが本当ならば,それが彼らのどの著作のどこに記述されているかを調べてみたいものだ。また,イェスペルセンが中国語をどれほど理解していたのかも興味深い。

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