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2005年10月 2日 (日曜日)

《現代漢語詞典》の旅?

今から20年ほど前の話。うかつにも《現代漢語詞典》を「留学」(学位をとっているわけでないので研修か?)に持って行かず,中国のかなりな都市を探し回ったのだけれど,買い求められなかった。北京、上海、杭州、温州、福州、泉州、廈門、南京、石家荘、大同、太原、臨汾、運城……まったく無し。わざわざ日本から取り寄せるのも馬鹿げていると諦めかけていた数ヶ月後,各地で一斉に売り出された。どこの新華書店でも《現代漢語詞典》ばかり。大学構内でもどこから来たのかわからないオッサンが粗いムシロを広げてまるでサトウキビを売るかのように無造作に積み上げて売っていた。実はそれを定価で(当然だ)買ったのだけれども,数日後,これがまずかったことに気がついた。97ページから128ページまでがすっぽりと抜けていたのだ。落丁だといって取り替えてもらおうにもオッサンはどこにもいなかった。
この場合,オッサンが粗悪品と知りながらそれを安価で仕入れて売っていたのか,それともまったく知らずに売っていたのか?
それは今となってはわからずじまいだけれども,自分としては後者であると信じて今日に至っている。

後年このでき事をある中国の友人に話したところ,「やっぱりおまえは馬鹿だ」といわれた。

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