高島俊男『漱石の夏休み』と服部四郎「Spoken Language と Written Language」
高島俊男の『漱石の夏休み』を読んだ。漱石は嫌いだし,高島俊男もあまり…。だが職場で立ち読みした箇所が悪かった。帰りに金がないのに購入してしまった。
この本は「漱石の夏休み」を書いた本ではない。漱石が夏休みに書いた紀行文である『木屑錄』の原文と解説が書いてある本だ。漱石もその夏休みも興味がない。その紀行文がたとえ白文で書かれていようとあまり興味はない。
立ち読みした箇所は,著者が引用している服部四郎の「Spoken Language と Written Language」という文からの引用部分だった。言語には「音声言語」と「文字言語」があり,その「文字言語」の例として,日本における漢文をあげている。
この出典は何であろうか。「Spoken Language と Written Language」はどうやら本の題名ではないらしい。国会図書館のNDL-OPACにもない。『服部四郎著書論文目録』という書籍が汲古書院から出版されているが,まさかそれを調べるだけのために買うほど裕福ではない。当該書は県立図書館にも所蔵されていなかった。
こんな小冊子に詳しい出典の書誌要素を求めるのは酷(これは日本語であり,中国語の新語ku4ではない,念のため)かもしれないけど。
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